ランディングページとは、検索エンジンからWebサイトを訪問するユーザーが最初に目にするページのことを指します。つまり、検索結果に表示されたページをクリックすると、そのサイト内の特定のページに着地します。このページがランディングページです。
ランディングという言葉は、飛行機がハードランディングやソフトランディングをするように、ユーザーが検索エンジンという高い位置から、個々のサイトに降りてくるイメージに由来しています。私は、これをファーストページやファーストコンタクトと呼んでいます。
ランディングページが重要視される理由は、Webの歴史と深く関わっています。以前は、ヤフーカテゴリーなどのディレクトリ型検索エンジンが主流で、リンク先はほとんどがトップページでした。しかし、Googleのようなロボット型検索エンジンが登場し、サイトの全ページがインデックス登録されるようになりました。これにより、ユーザーはサイト内のどのページにも直接到達できるようになったのです。
ランディングページには、3つの意味があります。1つ目は検索エンジンからの着地ページ、2つ目は他サイトからリンクされたページ、3つ目はネット広告のリンク先ページです。自分のサイトのどのページがランディングページになっているかを把握することは、SEO対策上とても重要です。
トップページやカテゴリーページだけでなく、意外なページがランディングページになっている可能性もあります。そのページにエネルギーを注ぐことで、ユーザーに良い印象を与え、コンバージョンにつなげることができるでしょう。
SEO検定を受ける方は、ランディングページの意味と重要性を理解しておくことが大切です。ランディングページを意識することで、より効果的なSEO対策を実践できるはずです。