世界初のブラウザはモザイクと呼ばれ、ワールドワイドウェブの普及に大きく貢献しました。モザイクの開発者の一人であるマーク・アンダーセン氏は、後にネットスケープ・ナビゲーターを開発しました。ネットスケープ・ナビゲーターは、当時のインターネットユーザーに大きな影響を与えましたが、残念ながら頻繁にクラッシュするなどの問題がありました。
現在、世界で最も人気のあるブラウザはGoogleのChromeで、シェアは67.6%に達しています。次いで、ネットスケープ・ナビゲーターの後継であるFirefoxが人気です。日本では、iPhoneユーザーが多いため、Safariも重要なブラウザの一つです。
ウェブに関する仕事に携わる方は、ユーザーが主に使用しているブラウザを意識することが大切です。特に、事務系の方がInternet Explorerだけを使用するのは避けましょう。ChromeとFirefoxを中心に、SafariやMicrosoft Edgeなども必要に応じて使用することをおすすめします。
ユーザー視点に立ち、多くのユーザーが利用しているブラウザでウェブサイトを確認することが、SEOで成果を挙げるためにも重要です。ブラウザの歴史を理解しつつ、現在のユーザーの動向を意識してウェブ関連の仕事に取り組んでいただければと思います。