SEO検定4級

【SEO検定4級⑫-2】ディレクトリ型検索エンジンの衰退とロボット型の台頭

ディレクトリ型検索エンジンについてお話しさせていただきます。

かつては、ヤフーカテゴリーやdmoz、クロスレコメンドなどのディレクトリ型検索エンジンが主流でした。これらは、人間の編集者がWebサイトを調べ、適切なカテゴリに分類・整理するものでした。例えば、ヤフーカテゴリーは2018年3月まで存在し、新聞、ショッピング、競馬などのトピックごとや、関東、関西などの地域ごとにカテゴリ分けされていました。

しかし、Webサイトの増加に伴い、人手による分類や更新が困難になりました。また、SEO対策として大量のつまらないサイトが作られ、編集者の負担が増大しました。その結果、利用者はGoogleなどのロボット型検索エンジンを使うようになり、ディレクトリ型検索エンジンは衰退していきました。

ロボット型検索エンジンは、アルゴリズムを使って自動的にWebサイトを評価・ランキングします。ただし、アルゴリズムだけでは悪質なサイトを見分けることが難しいため、Googleでは約1万人の品質評価者を雇い、問題のあるサイトをチェックしているそうです。

SEO検定を受ける方は、ディレクトリ型検索エンジンの特徴と、ロボット型検索エンジンとの違いを理解しておくことが大切です。検索エンジンの歴史を学ぶことで、現在のSEO対策の在り方についても考えを深められるでしょう。

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