ディレクトリ型検索エンジンへの登録がSEOに効果があるかどうかについてお話しさせていただきます。
近年、国内の一般的なディレクトリ型検索エンジンは、ヤフーカテゴリー、dmoz、クロスレコメンド、クロスメディアディレクトリーなど、ほとんどがサービスを停止しました。そのため、これらのディレクトリに登録することでGoogleの上位表示に貢献するかと聞かれれば、登録先自体がないため効果はないと言えます。
Googleの公式サイトのSearch Consoleヘルプによると、質の低いディレクトリーやブックマークサイトからのリンクは評価対象にならないとされています。ただし、「質の低い」という点に注目すべきです。もし質の高いディレクトリーがあり、そこにお金を払わずに登録でき、自然なリンクを得られるなら、効果が期待できるかもしれません。
一部の業種では、古くからコツコツと運営されている業界特化型や地域特化型のディレクトリーが存在します。例えば、歯医者さん、工務店、リフォーム業者などを扱うディレクトリーサイトがあり、これらは質が高く、Googleも評価対象にしている可能性があります。
したがって、一般的なディレクトリはSEOに効果がないと言われていますが、自分の業界や地域に特化した質の高いディレクトリーを探し、登録をチャレンジしてみることをおすすめします。運が良ければ、ライバルが見落としている良質なディレクトリーからリンクを得て、Googleで上位表示できるかもしれません。
周りの意見に左右されすぎず、自分で情報を収集し、判断することが大切です。この知識を活用して、SEOを実践していただければと思います。